2013年愛知高校 土曜講座

土曜講座タイトル

  ~紅茶の来た道、往く道~

◎本講座の考え方

 紅茶の美味しい入れ方を学び、

 実習します。毎回まずは、

 美味しく紅茶を抽出した後、

 その紅茶を飲みながら

 東洋(中国そして日本へ伝播)で生まれ、西洋に伝播し、

 英国で花開いた“紅茶文化”が再び、現代の日本(東洋)に

 広まった経緯を、歴史的な事柄を絡めてお話いたします。 

 

   日程: 後期スタート(全5回)

       10月19日(済)11月2日(済)11月30日(済)

                     2014年1月18日、2月1日

   時間: 午前10:45~12:15

   場所: 愛知高校 311号教室(教室は変更の場合有り)

   実費: 200円

       紅茶菓子、おみやげ紅茶付き

  持ち物:筆記具、袋(おみやげ紅茶用)

 

 

 

後期5回も好評で終了しました!

後期5回 ブログで紹介します。

 

   第6回      10月19日  ブログ

   第7回      11月 2日  ブログ

   第8回      11月30日  ブログ

   第9回 2014年 1月18日  ブログ

  第10回 2014年 2月 1日  ブログ

 

 

  

前期5回は好評で修了しました♪

9月21日 第5回目 修了

いよいよ前期の最後5回目となりました。

いつもの愛知高校内 311号教室にて実施いたしました。

生徒さんは、担当岡先生のご尽力で今回も全員で20名。

今回も女性だけでなく、一般の方や高校生さんにも男性が

参加していただきました。ありがとうございます。

 

やはり、いつものように紅茶の美味しい入れ方をレクチャーし、

その後は生徒の皆さんに実習していただきました。

そして、自分で淹れた紅茶を飲みながら、お話を聴く座学。

今回はイングリッシュブレンド。英国が話題となりますから。

ティーフーズは、英国菓子≪ショートブレッド≫と

アメリカ菓子≪クッキー≫ アメリカの話題もありますから。

 

≪英国での茶消費拡大と問題≫が本日のテーマです。

 

まずは、6月の1回~3回と9月4回目の復習をかねてサマリー。

中国唐時代陸羽の『茶経』を再度紹介、宋時代の【茶】の飲み方を学んだ栄西禅師が日本で広げた【抹茶】は宋滅亡とともに中国では、消滅。

明時代にも触れました。

 

そして≪茶の伝播≫に、2つのルート

広東出発の陸路【ちゃ】と福建出発の海路【テ】

西欧での茶の基軸は【オランダ】

英国も【オランダ】を通じて茶を 手に入れてました。

時代は17世紀前半。1610年~1630年中頃のあたり。

 

第4回目≪英国内での普及≫については

①コーヒーハウス(男性のみ、女性禁止)

②王室の女性たち(キャサリン・オブ・ブラガンサ、メアリー女王、アン女王)

③ティーガーデン(一般女性もOK)

の順番にサマリー

 

そして本日5回目は、≪英国での茶消費拡大と問題≫

茶の消費が拡大しますと、政府は税金を高くしていきます。どこでも考えることは同じ。その為オランダなどからの密輸も増えていきます。そして植民地であったアメリカに対しても同様。いえそれ以上に色々なものに次から次へと課税。アメリカ人もついに怒り、1773年に『ボストンティーパーティ(ボストン茶会事件)』が勃発。インディアンの恰好に変装したボストン市民が英国船の茶箱342箱を海に投げ捨てます。これが契機に、アメリカの独立へと。

そういう意味で歴史を変えた紅茶でした。

 

まだまだ、歴史を変えた紅茶の事件があります。それは後半10月からの講座で紹介していきます。後期も是非受講してみてください。

9月7日 第4回目 修了

4回目も愛知高校内 311号教室にて実施いたしました。

生徒さんは、今回全員で20名。今回も女性だけでなく、

一般の方や高校生さんにも男性が参加で嬉しいかぎりです。

 

まずは、いつものように紅茶の美味しい入れ方をレクチャーし、

その後は生徒の皆さんに実習していただきました。

そして、自分で淹れた紅茶を飲みながら、お話を聴く座学。

今回はアップルティ。リンゴの香りがとても美味しいと好評。

 

≪英国内での普及≫が本日のテーマです。

 

まずは、6月の1回~3回から時間がたってますので復習をかねてサマリー。中国唐時代陸羽の『茶経』を再度紹介、宋時代の【茶】の飲み方を学んだ栄西禅師が日本で広げた【抹茶】は宋滅亡とともに中国では、消滅。明時代にも触れました。

 

そして≪茶の伝播≫に、2つのルート

広東出発の陸路【ちゃ】と福建出発の海路【テ】

西欧での茶の基軸は【オランダ】

英国も【オランダ】を通じて茶を 手に入れてました。

時代は17世紀前半。1610年~1630年中頃あたり。

 

≪英国内での普及≫については

①コーヒーハウス(男性のみ、女性禁止)

②王室の女性たち(キャサリン・オブ・ブラガンサ、メアリー女王、アン女王)

③ティーガーデン(一般女性もOK)

の順番に詳しく説明しました。

 

ティーガーデンでは、音楽堂で幼い“モーツアルト”が演奏した史実もレクチャーし、教室内で“モーツアルト”の曲を流しながら優雅に紅茶を飲んでいただきました。

6月29日 第3回目終了

3回目は愛知高校内 311号教室にて実施いたしました。

生徒さんは、今回全員で22名。今回も女性だけでなく、

一般の方や高校生さんにも男性が参加で嬉しいかぎりです。

 

まずは、いつものように紅茶の美味しい入れ方をレクチャーし、

その後は生徒の皆さんに実習していただきました。

そして、自分で淹れた紅茶を飲みながら、お話を聴く座学。

今回はアールグレイ紅茶。ホットティを味わっていただいた後

アイスティの作り方をレクチャー。

簡単に出来るアイスティに皆さん驚き、美味しいと喜んでられました。

 

≪茶の伝播≫が本日のテーマです。

本日初めての方も多く、1回目2回目の復習をかねてサマリー。

中国唐時代陸羽の『茶経』を再度紹介、宋時代の【茶】の飲み方

を学んだ栄西禅師が日本で広げた【抹茶】は宋滅亡とともに中国では、

消滅。元や明時代にも触れました。

 

そして≪茶の伝播≫に、2つのルート

広東出発の陸路【ちゃ】と福建出発の海路【テ】

西欧での茶の基軸は【オランダ】

皆さん英国と思ってられました。

【オランダ】を通じて茶を 手に入れてました。

時代は17世紀前半。

英国の話は次回から詳しく 

6月15日 第2回目終了

2回目は愛知高校内 311号教室にて実施いたしました。

生徒さんは、1回目の時の19名より大幅に増えて全員で31名。

高校生12名と一般社会人19名。有難いことです。

一般の方や高校生さんにも男性が参加で嬉しいかぎりです。

 

まずは、前回同様紅茶の美味しい入れ方をレクチャーし、

その後は生徒の皆さんに実習していただきました。

そして、自分で淹れた紅茶を飲みながら、お話を聴く座学。

今回は、ダージリン紅茶です。

 

≪茶の飲まれ方≫が本日のテーマです。

舞台は中国ですので、前回の復習も少ししてスタート。

伝説の≪神農皇帝≫の解毒エピソード、そして唐時代≪陸羽≫の

『茶経』についてはもう一度詳しく説明。

 

【茶】の文字の前に使われていた【荼】というの字の意味は

「苦い、渋い」それを和らげる為の工夫。塩を使ったり、場合によってはショウガなどの香辛料を使う。≪陸羽≫はどう考えていたのか。

唐時代の【茶】の作り方をイメージ画像で紹介もしました。

 

そして宋時代の【茶】の飲み方を学んだ栄西禅師が、日本に広げた飲み方は、愛知高校でもお馴染みの【抹茶】。本家の中国ではその後廃れていき、日本では千利休へと繋がる。

 

今回も【クイズ】方式で進めていきましたので、生徒さんにも好評でした。 楽しくてためになる、ちょっとアカデミックな教室です。

 

6月1日第一回目終了  

愛知高校内 地歴室にて実施いたしました。

生徒さんは、全員で19名。高校生4名と一般社会人15名。

一般の方には男性も3名参加。と盛況で嬉しいかぎりです。

 

まずは、紅茶の美味しい入れ方をレクチャーし、その後は

生徒の皆さんに実習していただきました。

そして、自分で淹れた紅茶を飲みながら、お話を聴く座学。

 

茶の始まりからスタートですので、原産地中国の話。

 

伝説の≪神農皇帝≫の解毒エピソード、≪達磨大使≫の“マブタ”

エピソード、そして唐時代≪陸羽≫の『茶経』については詳しく説明。【茶】の字の前にあった色々な字の説明は、興味深かったようですね。

≪陸羽≫の『茶経』から【茶】は一般的に使われるようになりました。

 

実際に“茶の木”カメリア・シネンシスを持ち込んだり、講座を

【クイズ】方式で進めていきましたので、生徒さんにも好評でした。

楽しくてためになる、ちょっとアカデミックな教室です。