Q：「オレンジ・ペコってオレンジの香りがしないの？」

A：よくある質問です。

  【オレンジペコOrange Pekoe 】は中国語（漢字）で   

  【 橙黄白豪】と書き、【橙黄】はオレンジ色、

   【白豪】は白い産毛（うぶげ）のこと。

特に【白豪】は中国語で『パイコウ』と呼び、それがなまってペコ（Pekoe)と

なりました。発生的な意味は、充分酸化発酵して（紅茶は発酵茶ですから）、

産毛とカップ水色が鮮やかなオレンジ色をした茶葉のことなんです。

そして、もっと専門的な意味は、茶葉の大きさを表す言葉で、

この【オレンジペコ】は、細身の針状の長い葉でサイズ７mm～12mm。

紅茶メーカーで「オレンジペコティ」という商品名をつける場合、

「セイロン産のクセの無い飲みやすい紅茶」のことなんです。 

Q：「コーヒーより紅茶の方がカフェインが

      多いのでしょう？」

A：これもよくある質問です。

   グラム含有量は、本当のところ１００ｇあたり、  

     紅茶２．７ｇ、コーヒー１．３ｇですから

紅茶の方が多いのは事実です。

ですが、カップ１杯あたりに使用するｇは平均　紅茶２ｇ、コーヒー１０ｇですから逆転します。だいたいコーヒーの2分の１から3分の１になります。そして紅茶には、タンニンがありますから、カフェインと中和して、作用が緩和されます。