紅茶教室 シリーズ講座 その①
2016年12月から
《アンティークと紅茶を楽しむ会》紅茶教室 7クール目。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
毎月:7クール目、毎月1回第2木曜日 6回
2016年 12/8, 2017年1/12, 2/9, 3/9, 5/11, 6/8
時間: 午後2時~午後3時30分
場所:リビングカルチャー倶楽部星ヶ丘教室
(星ヶ丘自動車学校ビル1階)
内容: 紅茶を飲みながらアンティークを愛でる
ホームページ: 教室案内サイト
❁7クール第5回❁ 5月 11日
5月は、薔薇の季節。
そこで≪バラを愛したジョセフィーヌ≫ をテーマ
ナポレオン1世の最初の妃ジョセフィーヌは特にバラが好きで、
250種類のバラをマルメゾン城の庭に植えていました。
また自らバラを愛でるだけでなく、後世の人々のためにと、
集めたバラを植物画家ルドゥーテに描かせました。
そんなジョセフィーヌの生涯とマルメゾン城を生徒さんに紹介。
紅茶はセイロンリーフティ、ティーフーズは花びらを
デコレーションしたマフィンを楽しみました。
バラは、洋の東西を問わず、今も昔も女性を虜にします。
❁7クール第4回❁ 3月 9日
雛祭りも終わり、いよいよ春。
そこで7クール4回目のテーマは、 ≪花の精≫
フランスの風刺画家グランヴィルが1847年に刊行
初版本画集を皆さんに披露。
花ことばと照らし合わせますと、花の精の絵の意味が分かります。
優雅さ、上品さ、恋うらない、悲しさ 、純粋、母の愛、思い出、など
茶器も花に因んだ、仏パリ窯のカップ&ソーサーや
英ニューホール窯のティボウルをディスプレイ。
また英ウスターポーセリンの«花の深皿»が華やかさをプラス。
今回は、テーマに沿った花びら型パイを提供。
紅茶は≪ピーチ&マンゴーティ≫
❁7クール第3回❁ 2月 9日
7クール3回目のテーマは、 ≪英国王室ロイヤルファミリー≫
エリザベス2世は、90歳の今なお元気で君臨。
在位も65年のエメラルド・ジュビリー。
そこで王室の歴史と主な王・女王の紹介&グッズ披露。
英王室は、1066年仏ノルマン朝(ウイリアム1世)からスタート。
その後の薔薇戦争ではドラマがあり、シェイクスピア戯曲にも取り上げられています。そして超個性的なヘンリー8世の娘エリザベス1世はイングランドの国際的な地位を高め、制海権を手に入れ、大英帝国の礎を作る。
ジョージ4世~ヴィクトリア女王~エドワード7世~ジョージ5世~エドワード8世~ジョージ6世の後エリザベス2世へと続いていきます。
色々なエピソードもお話しました。ドラマがいっぱいで映画にも
なっている王室物語。
2月ですので、チョコレート菓子ですが、イングランドの花薔薇模様にしました。ユニオンジャック型ショートブレッドも添える。
紅茶はイングリッシュブレンドで≪ミルクティ≫
❁7クール第 2回❁ 1月 12日
7クール2回目は1月お正月。
そこでテーマは、 ≪乙女チック和モダン的お正月≫
いろいろな乙女の絵グッズを紹介しました。
竹久夢二の描く乙女は、
抒情的で大正ロマンを感じさせます。
中原淳一の描く乙女は、
夢見る瞳をしており、
目線の特徴は焦点があっていない。
微妙にずれてどこを見ているのかわからないような神秘的な魅力。
瞳の下に更に白目が残っていて、これは遠くを見ている目
内藤ルネの描く乙女は、
くりっとした目が魅力的。岡崎出身で中原淳一が師匠。
高橋真琴の描く乙女は、
瞳の中に星❉がかかれています。
そして画家中原淳一に憧れていました。
その他にも、「リボンの騎士(手塚治虫)」や「ベルサイユのばら」など
生徒さんにも乙女チックなグッズを持参。
和菓子とダージリンティで≪乙女チック和モダン的お正月≫を楽しむ。
❁7クール第1回❁ 12月 8日
7クール初回は、12月ですから、やはり≪クリスマス≫
今回は、趣向を凝らし【ブラッククリスマス】
ブラックをテーマに黒色を意識したレクチャー。
黒色のイメージ。
強さや圧力、権威、神秘的な雰囲気を感じさせる。魔除け。
ドイツなどの【ブラックサンタ】の紹介。
そして、ヨーロッパでの黒の流行については、英国ヴィクトリア女王が
亡き夫アルバート公を偲び喪服を着続けてきたいきさつ。
女王が身に付けていた宝石であるジェット(黒玉)の装飾が
流行しました。
またナポレオントロワ(三世)のフランスでもシックな黒が流行。
ブラック&ホワイトの陶磁器や、黒レース、装飾品などを
ディスプレイしました。
紅茶は、クリスマス月ですから、フレーバードティ【アールグレイティ】
紅茶菓子も、ブラックなチーズケーキを取り寄せ。
教室内は、モノトーンの落ち着いたクリスマスモードとなりました。
❁6クール第6回❁ 11月 10日
6クールの〆。
〆の時は、ティーパーティを意識したテーマにします。
今回は、日本人好みの【スージー・クーパー】
スージーは英国の陶器デザイナー。60年以上にわたって第一線で
デザインを続け、20世紀を代表する女性デザイナー。
1902年 英国のバーズレイ(ストーク・オン・トレント)生まれ。
1920~30年代の女性は家にいるべきとされていた時代、自身で
会社を立ち上げ、私には「できない」という言葉はないわと言った
言葉通り、自らの人生を自分で作りました。
日本で人気が出ましたのは、1995年に飯塚恭子著
「スージー・クーパーのある暮らし」という本が出版されたことから。
瞬く間に評判に。なにしろスージーのデザインは、古伊万里の影響を
受けていましたから日本人好み。
そんなスージーの茶器ですから、生徒の皆さんにも好評。
ディスプレイ品だけでなく、皆さんの茶器もスージーで
統一いたしました。
スージーのやさしさを意識して、紅茶はグリーンアップルティ、
そして秋の味覚«スイートボテト»で楽しむ。
❁6クール第5回❁ 10月 13日
6クール5回目は読書、芸術の秋で
今回は≪印刷の歴史≫をテーマ。
まずは、ヨーロッパでの手書きでの「書き写し」であります『時禱書』
を紹介。キリスト教の信徒のために書かれた個人用祈禱書。
「ブシコー派の画家の時禱書」を古川美術館の図録で披露。
次に木口(こぐち)木版の紹介。
ドレの昔ばなしの挿絵では、生徒さんは、その細かい線に驚かれ、
ケイト・グリーナウェイの絵本では、愛らしい線と綺麗な色使いに
見とれてられました。
銅版・手彩色では、
19世紀後半のフランスファッションプレートやジャーナルを展示。
印刷の歴史の流れでは、次にリトグラフとなります。
リトとは石の意味で、リトの重たい現物も展示。
そして、クロム・リトグラフ(カラーのリトグラフ)は、貴重な
『ヴィクトリア女王の戴冠式』を披露。
紅茶とティーフーズも秋に相応しい、アッサムティと和プリン、クロワッサンラスクで好評。
❁6クール第4回❁ 9月 8日
6クール4回目は≪バルボティーヌ≫をテーマ。
«バルボティーヌ»とは、フランス語で凸凹の意味。
錫釉を用いた立体的な造形(凸凹)の柔らかい陶器の総称。
起源としては、16世紀のイタリア、ベルナール・パリッシーという
陶工が魚や植物などを本物そっくりに仕立てた陶器【田園風土器】
を作り出したことから。
題材は、自然(アスパラガス、イチゴ、葡萄、ラフランス等)
のデザインが特徴。陶器で柔らかいため、残っているのは多くない。
英国では、マジョリカ焼 Majolicaと呼ばれ、18世紀末には、
イギリスのウエッジウッドが錫釉陶器を工場生産しだす。
凸凹していなくても錫釉陶器をそう呼ぶ場合もあります。
フランスの主な産地は、ロレーヌ地方で「ロレーヌのマジョリカ焼き」
と呼ばれたが、後に≪バルボティーヌ(凸凹)≫となります。
18c後半~19c前半のアールヌーボー時代に特に人気が高まる。
ロレーヌ公国に起源をもつドイツV&B社は、19cの早い段階から
≪バルボティーヌ≫を製造。
ウエルカムティは、凸凹をイメージしたアイスアールグレイ。
凸凹した氷を、凸凹した牛乳瓶に入れて、提供。
メインティは、ダージリンティでティーフーズに合う紅茶。
凸凹したフーズは、風月堂ゴーフルと和菓子桃山。
❁6クール第3回❁ 7月 14日(済み)
6クール3回目は≪ディプレッションガラス≫をテーマ。
«ディプレッションガラス»の、depressionは、不況、不景気という意。
アメリカの大恐慌時代に、暗くなりがちな気分を少しでも明るくする
ため、プレスガラスに色付けや、エッチングで模様を入れました。
特にエレガントガラスと呼ばれるものは優雅です。
ひとつは、エッチングで花のバラやレース模様を入れた、透明なガラス。
そして、オープンレースと呼ばれるフリルエッジのピンク色のガラスや
カットガラスのようなエレガントな美しい耀きを持ったガラスなど。
これらは耐熱ガラスですが、アイスティを入れると、涼し気です。
本日のウエルカムティは、暑い日には、爽やかな水出し【アールグレイ】に炭酸水を加えてティーソーダに。
そして、メインティは、水ようかんにぴったりな風味の【アッサム】を
オン・ザ・ロックス方式のアイスティ。
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❁6クール第2回❁ 6月 9日(済み)
6クール2回目は≪缶あれこれ≫をテーマ。
«缶»と言えば、紅茶業界に長らく居ますので、【紅茶缶】
を沢山持っています講師の私。それ以外にも菓子缶や、
今回のテーマを意識して集めていましたアンティーク缶や
ビンティージ缶、レトロ缶の大集合!
紅茶は、梅雨の時期に爽やかな【ウバティ】
それを新しいマグカップで飲んでいただく。
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❁6クール第1回❁ 5月12日(済み)
6クールがスタート
6クール初回は、5月ですから、やはり≪薔薇≫をテーマ。
今回は、【薔薇戦争】をレクチャー。
【薔薇戦争】とは、イングランド中世封建諸侯の3回の内乱。
1455年~1485年の30年間にも及ぶもの。
赤薔薇を家紋としたランカスター家と白薔薇を家紋とした
ヨーク家との争い。もともとイングランド王家の成り立ちは、
フランス王族・貴族の制覇によるもの。よって領地が英仏で
入り組んでいて、取り合いの争いが続きました。
色々な個性的な人物が登場し、シェイクスピアも戯曲にしました。
最後は、ランカスター家傍流のヘンリー・チューダーが勝利を
勝ち取り、結局貴族ジェントリーが疲弊し、王家が権力拡大。
ディスプレーは、色々な人物画像を披露し、さながら舞台のように。
紅茶は、薔薇の香りに近しい【ダージリンティ】と薔薇型焼き菓子
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❁5クール第 6回❁ 4月 7日(済み)
4月が5クールの〆の第6回目。
〆の時は、ティ・パーティをいたします。
今回は、紅茶講師の私が手作りスコン。
そして、特集は、Foley,ワイルマン、シェリー窯
❁5クール第 5回❁ 3月 10日(済み)
3月は、卒業式、進学と子供行事の時節。
そこで«子供の世界»をテーマにいたしました。
紅茶文化が花開いた英国«ヴィクトリア朝時代»は
同時に«子供時代»認識が形成されていきました。
衛生知識の広まりと栄養状況が改善されるようになり、
上流階級の人々は、少なく子供を産んでしっかり育てるように
なっていきました。
子供ひとりにかけるお金も増え、消費社会の到来で
子供用のおもちゃ、衣服、本などが発展していきます。
産業革命で台頭してきました中流階級も上流階級の
まねをして、子供の世界が広がっていきました。
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❁5クール第 4回❁ 1月 14日(済み)
今年最初の1月は、日本の和を意識する正月ならではの
«オキュパイド・ジャパン»をテーマにいたしました。
«オキュパイド・ジャパン»は
第二次世界大戦後の連合軍占領下Occupied の日本Japan の時代。
実際には1947年から1952年(昭和27年)までの間。
輸出品には、≪OCCUPIED JAPAN (Made in Occupied Japan)≫
のマークを付けるよう指令。
のちには、Made in Japan とJapan も加わり3つから選択。
なぜ米国が、≪OCCUPIED JAPAN (Made in Occupied Japan)≫
にこだわったのかお話しいたしました。
日本の復興に貢献した中部地区の陶磁器。
中部地区に住んでいる者としては、うれしい事でありますね。
和テイストで紅茶と茶菓子を味わっていただきました。
日本の良さも改めて実感した教室空間となりました。
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❁5クール第 3 回❁ 12月 10日(済み)
今年は最後となります12月5クール3回目は、
時節に合った«エンジェル天使»をテーマにいたしました。
皆さんのイメージとして、«エンジェル»と言えば
羽の生えた可愛い子供だと思われますが、
実は、«エンジェル天使»は、神の使い、伝令のことです。
そして、聖書では、2種類の天使が登場。
ひとつは«ケルブCherub»で、
神を礼拝すること、讃えることに携わる。
姿は、四つの顔、腕、翼を持つ天使。
もうひとつは、姿は人間で、
神からの報せを伝える。
男性の姿ですが、受胎告知の時だけ女性像。
いつ皆さんのイメージの«エンジェル»が登場したかといいますと
ルネッサンスの時代。特にラファエロの絵画が有名です。
そんなレクチャーをしながら、
エンジェルが舞い降りたアンティーク品を皆さんに披露。
ドイツのクリスマス菓子シュトーレンやアーモンドクッキーを
香り高いダージリンリーフティで優雅に味わっていただきました🎶
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❁5クール第 2 回❁ 11月 12日(済み)
5クール2回目は、
«ハーフドール»をテーマにいたしました。
上半身のみの陶磁器製の人形。
年代的には、1900年代の前半のみに作られた希少価値の品。
ティ・コージィ やピン・クッションが出来ることから
«ティ・コージィ・ドール»や«ピン・クッション・ドール»
とも呼ばれています。
また、箒(ほうき)を付けたり、瓶の蓋やランプシェイドにもなります。
ティ・カップを逆さ向けて、その上に置けば、
スカートをはいたドールに早変わりと用途は色々。
生徒さんにも目で楽しんでいただきました。
秋の味覚、芋タルトや、マロンクリームのせビスケットと
相性の良い【アッサムティ】でオウタムナル・ティ・タイムを
過ごしていただきました🎶
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❁5クール第1 回❁ 10月 8日(済み)
5クールがスタートいたしました。
全員継続していただきまして、ありがとうございます。
5クール初回は、永遠のモチーフであります
«ウイローパターン~悲恋物語»をテーマにいたしました。
シノワーズリが流行した西洋で作られた中国のお話。
高官の娘と使用人の若者との恋。それは世間からは許されないもの、、、
二人は逃避行しますが、結末は悲しい運命。でも天空で永遠の愛の飛行。
ウイローパターンの名前がついた柳模様、そして高官の館、橋を渡る三人、柵、小舟、小島、小鳥などが一つの器に描かれています。それを確認しながら、その意味をレクチャーしていきました。
紅茶は、中国種の茶葉がベースとなっています【ダージリンティ】
今回は、生徒皆さんの恋心が刺激されましたでしょうか?
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❁4クール第6 回❁ 9月 10日(済み)
4クールも6回目最終となりました☆彡
今回は、«失われしもの~茶器»をテーマにいたしました。
中国のお茶・紅茶は、最初オランダ経由で英国に入って来た頃から
貴重品でとても高価でした。18世紀から19世紀にかけて使われていて
今では存在しない失われしもの、茶器としての道具、器を紹介。
モートスプーン、ティ・キャディ、ダム・ウエイター、 炻器(ストーンウエア)、ティ・ボウル、ティ・トリオなどを紹介。
紅茶は謎のフレーバードティであるアールグレイティ。 生徒の皆さんは、本当に時間を惜しむかのようにずっと居られ 時が失われしものとなるほどとなりました。 また次クールで再会しましょう。 講座継続をよろしく願います。 |
❁4クール第 5回❁ 7月 9日(済み)
4クール5回目となりました☆彡
7月と言えば、«パリ祭»
この表現は日本だけですが、歳時記では夏の季語にもなってます。
そこで今回は、フランスの陶磁器をテーマにいたしました。
フランスと言えばまずは、真っ先に高級磁器で有名なセーブルが
思い浮かぶでしょうね。
でも今回は、どちらかと言うと、陶器を中心に取り上げました。
«パリ祭»は、フランス革命を記念した国民の祝いですが、
そのため、磁器は、贅沢品としてされ、陶器が発展。
サングミンヌや、クレーユ=エ=モントロー、ショワジー・ル・ロワなどを特に紹介。磁器としては、リモージュを紹介。
そして、紅茶はフレーバードティで代表的なアップルティ。
生徒の皆さんは、フランスに行かれたことのある方が多く、
講師の私以上に楽しんでられました。
❁4クール第 4回❁ 6月 11日(済み)
4クール4回目となりました☆彡
季節は、梅雨となりました。
梅雨と言えばアジサイ。
そして6月と言えば、ジューンブライドの月
そこで、今回は白い«レース»をテーマにいたしました。
『糸の宝石』とも呼ばれますアンティークレース。
それこそ、身に付けて着飾りたい女性のあこがれの品。
歴史的には、権威と富の象徴でありました。
それらは、若い女性の職人たちの手仕事によって
織り上げられてきました。
大変な労力と時間をかけ、細かい作業の連続わざ。
もはや絶滅して今は無い細い麻の存在。
本日は、茶器というよりレースを堪能していただきました。
紅茶は、メインティとしてカモミール&ミントティで
優しいすっきり感を味わっていただきました。
ティーフーズもレースの色に合わせ、白い焼き菓子と
デザートとしてタピオカ入りココナッツミルクティを提供しました♫
❁4クール第 3回❁ 5月 14日(済み)
4クール3回目となりました☆彡
季節は、風薫る5月。
バラの咲き誇る時期🌹
もちろんテーマは、«バラ、ばら、薔薇»
もう本当に、全ての人が愛する花。
教室の生徒さんも皆さん、魅了されています。
ディスプレイ品もバラ尽くし🌹
何と言っても本日の一番は、
まだロイヤルが付いていない«クラウンダービー»窯の
1812年頃ですから200年前のティカップ&ソーサー!!!
ロンドンシェイプと呼ばれるギリシャ文字形のハンドルです◇
そして、«バラの画家» ルドゥーテのバラの本
芸術品でありながら、詳細に描かれていますので
植物学の図鑑ともなります。
生徒さん皆さんの茶器も、バラ尽くし。
ロイヤル・アルバートのポットとC&Sは、
『オールド・カントリー・ローズ』
ジノリもバラ柄を用意。
そして、オールドノリタケも、バラの絵模様。
手彩色のものも沢山🎶
ティーフーズもバラにこだわり。
バラの花びら型のチョコとメレンゲパイ。
本日は、皆さん終了時間が過ぎても、
名残惜しんでずっと居られました。。。
紅茶もバラに関連したローズヒップティとダージリンティ
バラ尽くしのティータイムは、優雅な時間となりました☆彡
❁4クール第 2回❁ 4月 9日(済み)
4クール2回目となりました☆彡
今回からさらに新たな生徒さんも増えました。
前回見学された方2名と継続の方1名が合流(^^♪
机も2つとなり、とても賑やか!
テーマは、«カントリースタイル»
シャビーシックchabby chic でブロカントbrocante な世界。
フランスのサングミンヌの陶器製茶器はレア・アイテム△
ポットとカップ&ソーサーを揃えました。
花形リムとサーモンピンク色は品が有ります。
ホーローもフランスBB社の人気柄ローズブルーバンドや
BGB DUCO社のブロカントもの。英国携帯用紅茶缶ビリーカンも揃える。
ローズ柄かご や 陶器ボトル、アンバーガラス瓶などなど
とても落ち着く雰囲気を醸し出します★
❁4クール第1回❁ 3月 12日(済み)
4クール目がスタートいたしました☆彡
今回から新たな生徒さんも増え、教室も賑やかです。
テーマは、フラワー&フラワー✾
茶器もハマースレイのビクトリアンバイオレットのティーポットに
シェリー窯のワイルドフラワーのティーカップで味わって頂きました🌹
ポタニカルアートは、19世紀の貴重本◇
銅板印刷は、黒い線のみ。
そこに素晴らしい手彩色の技が草花に生命を与える。
英国植物画家«ジェームス・サワビー»と
園芸家・出版者«ウイリアム・カーティス»を紹介しました。
今でも英国キューガーデン機関誌として
『ポタニカル・マガジン』は存続しています。最古、最長の植物誌です。
3クール目も終了しました♪ありがとうございました★
❁3クール第 5回❁ 2月 12日(済み)
3クール目も〆となりました第5回目。
〆ですので、ティーパーティ的に。
テーマは、アンティークになります今から175年前の
2月10日が結婚式であった«ヴィクトリア女王»
夫は、一目惚れした、いとこの「アルバート公子」で
女王みずからプロポーズいたしました💛
紅茶は、前回と同じインドダージリンティ☆
世界三大銘茶の一つでその香り高さは紅茶の王様です👑
ティーフーズは、一宮「千花」で購入しました『薔薇チョコ』🎶
ハンドメイドで一枚一枚の花びらが見事!
アンティーク品は«ヴィクトリア朝»時代の物で揃えました。
在位60周年記念カップ&ソーサー、«ヴィクトリア女王»の書簡集、
ミントンのダイヤモンドレジストリーが裏印されていますコンポート、
«ヴィクトリア朝»時代特徴である深皿のソーサー、裏印の無いカップ
などなど 多数紹介
今回はいきなり生徒さんが『薔薇チョコ』を食べる前に撮影◇
その勢いで、アンティーク品もいつもとは違って最初に写真を撮られました。
❁3クール第 4回❁ 1月 8日(済み)
3クール目の第4回目です。
今年の最初の会で、また元気な顔を見せていただきました。
正月の月ですので、和を意識した会としました。
紅茶は、日本茶と同じ種の中国種インドダージリンティ☆
やはりリーフティでなく、リーフティーバッグにて。
世界三大銘茶の一つで香り高い美味しい紅茶。
ティーフーズは、和菓子、美濃忠『椿』
良い渋みのあるダージリン紅茶との相性もバッチリ🎶
アンティーク品も«和»
オールドノリタケの湖畔絵柄のトレイ、カップ&ソーサー、
赤絵付けの和装美人図 、美濃焼のカラス天狗染付も登場。
片や、「ジャポニズム」の影響を受けた英国ロイヤル・クラウン・ダービー
伊万里や、ミカドなどのカップ&ソーサーも併せて紹介♫
実際生徒さんにも触ってもらい、質感や彩色などを楽しみ
最後は皆さんで順番に写真を撮ってもらいました。
❁3クール第 3回❁ 12月 11日(済み)
3クール目の第3回目です。
今年の最後の会も皆さんで楽しんでいただきました。
紅茶は、セイロンウバティ☆
やはりリーフティでなく、リーフティーバッグにて。
世界三大銘茶の一つで爽快な渋みがある美味しい紅茶。
ティーフーズは、クリスマス月を意識し、
一宮『野の花』のお品«ブランデーケーキ»☆
しっとり大人の味の美味しさで紅茶との相性もバッチリ🎶
アンティーク品は年末イヤーブレートに因み【プレート】特集
17世紀~18世紀、中国の磁器は、«白い黄金»
当時の西欧では作れない、白い滑らかな肉薄の磁器は、憧れ、
垂涎の的でした。そして財力誇示のシンボルともなりました。
それらを宮殿の壁の四方に埋め尽くし、魔術的、護符的な
パワーも得ようと考えていました。
限られた数量ですが、講師が所有しています
皿&さら&プレートを披露いたしました☆彡
実際生徒さんにも触ってもらい、質感や彩色などを楽しみ
最後は皆さんで順番に写真を撮ってもらいました。
❁3クール第 2回❁ 11月 13日(済み)
3クール目の第2回目です。
今回からさらに新規生徒さんが増えました♪
よろしくお願います。
紅茶は、秋の味覚に相応しいアッサムティ☆
やはりリーフティでなく、リーフティーバッグにて。
アッサムセカンドフラッシュがブレンドされ
特徴がしっかりとある美味しい紅茶。
ティーフーズは、やはり秋の味覚で。
市販のものでは、物足りないので、手作りいたしました♪
サツマイモとマロンクリーム、生クリームを購入し自作しました☆
«スイートポテトのマロンクリーム乗せ»
生徒さんは、美味しくて、とろけそうな甘い時間を持たれました。
アンティーク品はレディ淑女のたしなみグッズ。
英国ヴィクトリア時代を中心に
ティーケトル、アーリーモーニングティ用のトレイとポット、カップ&ソーサーは、紅茶講座としてお見せいたしました。がそれ以上に今回は
淑女の持ち物(宝石箱、舞踏会の手帳、気付けビン、コインケース、長手
袋ケースなどなど)実際生徒さんにも触ってもらい、淑女になった気分。
最後は皆さんで順番に写真を撮ってもらいました。
次回印刷してお渡しいたします。
❁3クール第1回❁ 10月 9日(済み)
いよいよ3クール目となりました。
第1回目がスタート!!
継続の生徒さんは、本当にありがとうございます。
そして、今回から新規生徒さん達が増えました♪
よろしくお願います。
紅茶は、スタートということで王道のダージリンティ☆
但しいきなりリーフティでなく、リーフティーバッグにて。
ファーストフラッシュとセカンドフラッシュがブレンドされた
とても美味しい紅茶。皆さん美味しいと喜んでおられました。
そしてティーフーズも特別。美味しさでは王道の北海道の菓子。
スナッフルズのチーズオムレットとマルセイバターサンド。
もうこれは、とろける美味しさ☆
アンティーク品も王道。
英国を代表するウェッジウッドWEDGOOD
クイーンズウエアに、ジャスパーウエアはもちろん、
それ以外にもレアなアイテムを披露。
最後は皆さんで順番に写真を撮ってもらいました。
次回印刷してお渡しいたします。
アンティーク品と紅茶を楽しんでください。
❁2クール第5回❁ 9月 11日(済み)
2クール目の最後の第5回目
8月は休みでしたので9月ということで、まだ暑いですが秋。
紅茶は、〆ですので英国ジュビリー缶のリーフティ。
ホットティで英国王室向けブレンドリーフティを味わいます。
ティーフーズは、ブルーベリーゼリーを凍らせたシャーベット
をウエルカムティの替わりにガラス猪口でサーブ。
アンティーク品は、今回ガラス製品。r
クランベリーガラスは赤色発色に金を使用☆
ボヘミヤキセガラスの赤と掘り込みデザインが鮮やか。
そしてウラングラスは部屋を暗くして、ブラックライトを当て緑色に発光するのを楽しみました♪
❁2クール第4回❁ 7月 31日(済み)
2クール目の第4回
7月はブルー&ホワイトで涼感。
教室内がぐっと涼しくなりました。
暑い中、来られた生徒さんには、まずもって冷たい飲み物。
ウエルカムドリンクとしてカモミール&ミントティをアイスで。
1杯目は、ストレートで、2杯目は、金平糖を入れて
最後に炭酸水でティーソーダに。
さっぱりした後のメインティは、
ホットティを。メンソールの香りが自然と備わった爽やかな
セイロンウバティのスペシャルティ
ティーフーズは、イチジクのシェル型パイに、
ミントが入ったチョコレート(アフターエイトは今では日本でなかなか手に入らない代物)
染付の茶器は、見ていて飽きません。
1800年代・1900年代前半から現在物まで
マイセン・ワイルマン・Seaforthから大倉陶苑まで
パターンもブルーオニオン・ウイローパターンの古典タイプから別タイプも、Yuanのクジャクの模様も東洋的で興味深い品♪
爽やかな時間を過ごしました♪
❁2クール第3回❁ 6月 12日(済み)
2クール目の第3回
6月は薔薇の季節。
教室内を≪薔薇≫づくし
目だけでなく、味わいも薔薇で楽しんでいただく。
ウエルカムドリンクとしてローズシャンパンティで乾杯。
ローズヒップと薔薇ジャムを入れ、炭酸水で爽やか感を出し、
最後に薔薇の花びらの砂糖付けを浮かべる。
メインティは、薔薇の香りと同じ香りが自然と備わった
ダージリンのスペシャルティ
ティーフーズも、薔薇づくし。
薔薇の花のメレンゲパイに、薔薇の形をしたクッキー
香り高いバラ色の時間を過ごしました♪
❁2クール第2回❁ 5月 8日(済み)
2クール目の第2回
風薫る5月。
爽やかな気候に誘われて、野外に行きたくなります。
そこで今回のテーマは≪アウトドア≫
フランス製≪ローズバスケット≫に、色々と詰めて。
アンティークホーローBB社ポット(ブルーローズバンドシリーズ)、
楕円のラヴィエのパン皿に、バラ模様の陶器ビスケットバレル、
ウエッジウッド製で野外の子供の姿を描いた珍しいカップ&ソーサーに
≪トワル・ド・ジュイ≫の生地を入れて。
ホーローは工業用・家庭用≪エナメル≫です。
目で楽しんでいただくだけでなく、口で楽しんでいただくため
アールグレイリーフティとフランス菓子カンヌ
そしてクロワッサンを味わっていただきました。
❁2クール第1回❁ 4月10日(済み)
2クール目がスタート
1クール目の生徒さんが継続され、再会となりました。
4月は復活祭の月。この楽しむ会も復活祭。
今回のテーマは≪エナメル≫
フランス語では≪エマイユ≫日本では≪七宝焼き≫
≪アンティークエナメル≫は、貴重品ジュエリーです。
我が家の所有も限られていますが、披露いたしました。
女性の幸せの象徴≪指貫≫に、エンジンターン模様≪ギョシェエナメル≫のペンダント、英国“Halcyon Days”で購入しましたお宝小物など。
画像でも楽しんでいただきました。なんといっても
ロシア・ロマノフ王朝時代のジュエリスト『ファベルジジェ』の
≪イースターエッグ≫贅と匠でもう世界のお宝!
目で楽しんでいただくだけでなく、口で楽しんでいただくため
セイロン産ディンブラ・クオリティシーズンティと
季節のイチゴケーキを味わっていただきました。
❁第5回❁ 3月13日(済み)
第5回目の 3月は、クールの〆の月。
そこでティーパーティを意識しました。
英国紅茶文化が花開いた《ヴィクトリア朝1837年-1901年》の
すこし前1820年から、七代目ベッドフォード公爵夫人こと
アンナ・マリアが始めた『FIVE O'CLOCK TEA』
これは、午後5時頃、バター付きパンと紅茶で憂鬱な気分が解消
され、気持ち良くなったので、この習慣を周りに広げていく。
ヴィクトリア朝の1840年代には上流階級に、そして1850年代
には、中産階級まで広がっていき『Afternoon Tea』と呼ばれる。
今回の紅茶は、生徒さんに人気のあった“アールグレイ”。
これもグレイ伯爵が気に入ったからつけられた着香茶の名前。
グレイ伯爵が英国首相として活躍したのは、やはり1820年代。
本日は、英国ヴィクトリア朝時代のアンティーク茶器を揃えての
ティーパーティ。スコンは紅茶講師私自身の作。アールグレイに合う
オレンジピール入りケーキも添えました。
“ヴィクトリアン・フェアリングス”と呼ばれる小さな置物『FIVE O'CLOCK TEA』も、英国製と皆さん思われていましたが、これはなんとドイツ製。その当時のフィギュア製作のレベルが高かったのでしょうね。でもヴィクトリア女王とアルバート公もドイツ人の血が流れていましたから、英国用に作られたのかもしれません。
❁第4回❁ 2月13日(済み)
第4回目は、
2月ですから、旧正月で《ジャポニズム》をテーマ
にいたしました。
茶器として《ジャポニズム》で西洋に人気のあった
赤絵和装美人図のティーカップは、底に顔が浮かび上がるレリーフ。
ラスター彩を施した梅と鶯のカップは、今の時期にぴったりの
ビンテージ。オキュパイド・ジャパン製の黒色の大胆な絵柄は
和装帯に映えます。
今回の紅茶は“アッサムリーフティ”。そしてティーフーズは【和】
アッサム茶は、餡や練り物と相性が良いですので、バレンタインディ特製の《ういろう》。さらに和三盆を使用した二人静。
旧正月とバレンタインディの和洋折衷を楽しんでいただきました。
❁第3回❁ 1月9日(済み)
第3回目は、
1月正月ですから、金運にあやかり
《銀器》をテーマにいたしました。
ティーカップは、《銀器》との相性を考え、濃紺色。
アクセントのあるティーセットとなりました。
今回の紅茶は“ダージリンリーフティ”。
マスカテルフレーバーを感じさせる風味でリッチな気分。
ティーフーズは、スフレチーズケーキのやさしい酸味と
上に乗ったホイップ生クリームの雪のような淡さがぴったり。
❁第2回❁ 12月12日(済み)
第2回目は、
12月ということでキリスト教にからみ
《エンジェル》をテーマにいたしました。
エンジェルが描かれています品を取り揃えました。
ティーカップは珍しい英国エドワード朝。ここにも
エンジェルが
今回の紅茶は“アールグレイリーフティ”。
チョコレートケーキとの相性が絶妙。
❁第1回❁ 11月14日(済み)
第1回目は、
ティーカップの《プチボウル》とレース《ポワンドガーズ》を
楽しんでいただきました。
両方とも、ベルギー19世紀後半のアンティーク品。
時代は英国ヴィクトリア朝で紅茶文化が花開いています時期。
アイテムが多くなくとも、1品1品の醸し出す雰囲気が優雅な空間を作り出します。アンティーク品ならではの不思議な力。
今回の紅茶は“ダイヤモンドジュビリー缶リーフティとウバティ”。《プチボウル》に入れて飲んでいただきました。
生徒さんも日常生活を忘れて、19世紀後半の時代に居るような優雅なティータイムを過ごされました♪